ドイツ語すきま勉強、リルケ「若き詩人への手紙」から

ドイツ語を勉強する方の中にはドイツ語の文学が好きな方も多いのではないのでしょうか。 今日はリルケ「若き詩人への手紙」の一節を解説していこうと思います。 Dieses vor allem: fragen Sie sich …

「Anon」どういう意味?「古書を読むとき役たつ英単語5選」

さてタイトルにある「Anon」 これの意味は「すぐに」「後ほど」という意味です。 例としては 「See you anon」・「そのうちまた」 「Will she not be here anon ?」・「もうすぐ彼女はこ …

カント『純粋理性批判』とは何か

イマヌエル・カントが生きていた18世紀のヨーロッパは、啓蒙時代(Enlightenment)と呼ばれ、科学と理性が重視され、伝統的な宗教や権威に対する批判が高まっていた時代でした。 この時期にはニュートンの物理学が発展し …

ルネ・デカルト「方法序説」

ルネ・デカルトとそのバックグラウンド ルネ・デカルト(1596-1650)は、ヨーロッパにおける科学革命の真っ只中で活躍した哲学者です。 この時期、旧来のアリストテレス的な自然観が疑問視され、天文学や物理学などで大きな進 …

中世スコラ哲学とアリストテレス

今回は中世スコラ哲学とトマス・アクィナスについて書いていきたいと思います。 トマス・アクィナス(1225年頃 – 1274年)は、スコラ哲学を代表する哲学者であり神学者です。彼は特にアリストテレスの哲学をキリ …

なぜ論理は論理たり得るのか「三段論法」

はじめに 私達は日々無意識の上で様々な筋の通った考えを作っている。 そしかしなぜ筋が取っていることは実際の生活の中で役に立つのか 論理はなぜ論理としてはたらくのか 論理的であるとは何を持って論理的であるかについて考えた自 …

『人はどう死ぬのか』『読書感想』『足るを知る』

今回書かせていただく読書感想は『人はどう死ぬのか(著者:久坂部 羊)』についてである。 筆者である久坂部 羊さん医師として国内だけでなく海外でも数多くの人の死に出会ってきた、人の考えは時と共に変わっていくものだが、死へ対 …

『<宗教化する>現代思想』『読書感想』

今回の本はかなり内容が詰まっており、どう感想文に書き起こそうかと迷ったところが本音である。 数日考えた結果、 の3点にしぼって書くことにした。 そもそも哲学とは何なのであろうか… 本書は哲学とは安心や真理を求めるという結 …

『The Letter Writer(手紙屋)』『Book Review: The Letter Writer』Passion and Living in the Present: The Basics of Life

This book revolves around the theme of how to interact with others, from beginning to end, serving as a signif …